日本時間10月24日(水)16時12分頃、水星逆行(蠍座)が始まります。
このタイミングって、何か大きな出来事が起きるというより、「心の奥にしまっていたものが、ふっと浮かび上がってくる感覚」に近いんですよね。日常はいつも通り進んでいるのに、なぜか過去の会話を思い出したり、終わったはずの感情にもう一度触れるような瞬間が増えていきます。
今回の逆行は蠍座で起こります。表面のやり取りよりも、本音や信頼、距離感の深い部分に光が当たりやすい配置なんです。だからこそ、人との関係の中で「本当はどう思っていたのか」「なぜ引っかかっていたのか」が自然と見えてきます。これは問題を増やすためではなく、曖昧なまま抱えていた感情に名前を与える時間なんだと思うんです。
2026年は水星逆行が水のサインを巡る流れになっていて、魚座では記憶や感受性、蟹座では居場所や安心感、そしてこの蠍座では“深く結びついているもの”へとテーマが移っていきます。年の後半に訪れるこの逆行は、いわば感情面の総まとめのような位置づけになります。無理に前へ進むより、「なぜここまでこだわってきたのか」を理解することが鍵になります。
蠍座は共有や継承も象徴します。お金や契約、信頼関係、あるいは誰かと分かち合ってきたものについて見直しが入りやすい時期です。数字の確認や約束事の再チェックは丁寧にしておくと安心ですし、過去の選択を責めるより「今ならどう扱えるか」を考える方が流れに合っています。
また、この時期は疑いの気持ちが強まりやすいんですよね。相手の言葉の裏を読みすぎたり、自分の中だけで結論を出してしまいやすい。でもそれは関係を壊すためではなく、本当に安心できる距離を探しているサインでもあります。すぐに答えを決めず、11月中旬の順行以降まで判断を保留しておくと、見え方が変わってくることも多いはずです。
数秘的に見ても、2026年という年は「感情と現実の接続」を学び直す流れの中にあります。この逆行期間は、外側を変えるより内側の理解を深める時間として働きやすいんですね。過去に途中で止まっていた研究、読みかけの資料、忘れていたテーマに戻ると、不思議なくらい腑に落ちる瞬間が生まれやすいです。
なので今回は、新しいことを無理に始める時期というより、「ずっと心に残っていたものを静かに回収していく時間」という感覚が近いと思います。手放すのか、続けるのか。その答えを急がず、自分の本音がどこにあるのかを確かめていく。それだけで、この逆行は十分意味のある期間になっていくはずです。
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