10月24日、水星が蠍座で逆行を開始します。期間は日本時間の11月14日まで。水星の逆行と聞くと、連絡の行き違いや予定の変更を思い浮かべる人も多いと思います。何かがうまく進まなくなるのかな、と少し身構えてしまうんですよね。
ただ、今回は単に予定を確認しておけばいい、という話だけではなさそうです。蠍座は、表には出しにくい感情や信頼関係、誰かと深く関わることで生まれる気持ちに結びつく星座です。普段は気にしないようにしていることほど、なぜか心に残る。そんな感覚にも目を向けたくなる時期なのかもしれません。
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そもそも逆行は、水星そのものが後ろへ進む現象ではありません。地球から眺めたときに、進行方向が逆になったように見えることを指します。占星術では水星を、言葉や思考、情報のやり取り、移動などと関連づけます。そのため、いつもなら簡単に済む会話に時間がかかったり、伝えたつもりの気持ちが相手には違う意味で届いたりする、と読まれているんです。
今回、少し気になるのは金星も逆行していることです。金星は愛情や価値観、人との結びつきを象徴します。だからこそ、昔の関係を思い出したり、あのとき本当は何を言いたかったんだろうと振り返ったりすることもありそうです。でも、懐かしくなったからといって、すぐ連絡する必要はないんですよね。過去の気持ちと今の望みが同じとは限りませんから。
仕事でも恋愛でも、相手の返事が遅いだけで悪い想像を膨らませてしまうことがあります。特に気持ちが深く関わる話ほど、言葉の少なさを自分なりに補ってしまいがちです。そういうときは結論を急がず、確認できることと想像していることを分けてみる。送信前に文章を読み返す、約束の日時を確かめる。そんな小さな確認が心の負担を軽くしてくれると思います。
また、これまで何度も考えてきたことに、違う角度から向き合える場合もあります。以前は納得できなかった言葉が、今なら少し理解できる。逆に、ずっと我慢してきたことに気づくこともあるかもしれません。
もちろん、この期間に大切な決断をしてはいけないわけではありません。逆行そのものがトラブルを引き起こすと科学的に証明されているわけでもないんです。予定通りに進まないことがあっても、それを全部星のせいにする必要はありません。
もし今、誰かとの関係や自分の気持ちについて引っかかっていることがあるなら、無理に答えを出さなくてもいいと思うんです。何を伝えたいのか、何を守りたいのか。そこを少し丁寧に考えてみるだけでも、11月半ばを迎えるころには見え方が変わっているかもしれません。




