9月18日、逆行中のキロンが牡牛座を離れ、牡羊座へ戻ります。キロンは6月20日に一度牡牛座へ入りましたが、今回の逆行によって2027年4月14日まで牡羊座に滞在します。6月からここまでは、お金や所有、身体、安心できる暮らし、自分にはどれくらい価値があるのか、といった牡牛座らしいテーマが少しずつ見え始める期間でした。そこからいったん牡羊座へ戻ることで、もう一度「私は私として生きられているかな」という、もっと根本にある部分へ意識が戻っていくんですよね。
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キロンは占星術で、傷と癒やしに関わる小天体として知られています。
牡羊座をキロンが長く通過してきた2018年以降、自信を失ったり、自分を出すことに怖さを感じたり、「私はここにいていいのかな」と思う経験をした人もいるかもしれません。
今回の牡羊座戻りは、その頃へそのまま戻るという話ではありません。
むしろ、一度牡牛座へ足を踏み入れたあとだからこそ、「あの頃の自分と今の自分は何が違うんだろう」と確かめられる時間です。
以前なら誰かに否定されるのが怖くて言えなかったことを、今なら少し言えるかもしれない。人と比べて諦めていたことに、もう一度向き合えるかもしれない。昔と似た感情が出てきても、同じ結末を選ぶ必要はないんですよね。
特に、自分の希望より周囲を優先してきた人は、「本当は嫌だった」「ここまでは受け入れられない」という気持ちに気づくこともありそうです。
それは誰かを攻撃するためではなく、自分の境界線を知るための感覚でもあります。何でも受け入れることと、優しくあることは同じではありません。
社会の中でも、周囲に合わせることと、自分らしくいることの間で揺れる場面が増えるかもしれません。会社や家族、所属している場所の中で、自分の意思をどこまで残せるのか。そんな問いが改めて意識に上がりやすい時です。
そして2027年4月14日、キロンは再び牡牛座へ入ります。そこから自己価値、お金、所有、身体的な安心感といったテーマが本格的に始まり、2034年5月6日には双子座へ移ります。
だから今回の牡羊座戻りは、長く続いた牡羊座キロン期の最後の確認とも言えます。
過去の傷を完全になくす必要はありません。それでも「あの頃とは違う選択ができる」と思えたなら、それ自体がひとつの変化です。ここから約7か月は、自分として生きることへの怖さともう一度向き合いながら、次の牡牛座期へ持っていく自信を少しずつ確かめていく時間になりそうです。




