7月7日、牡羊座を進む海王星が逆行へ入ります。ここから12月13日頃まで、約5か月にわたる長い逆行です。海王星は夢や理想、想像力、直感など、形にはなりにくいものと関わる天体です。今年1月に本格的に牡羊座へ入り、「これからこんな自分になりたい」「今までとは違うことを始めたい」と、新しい未来を思い描いた人もいると思います。その海王星がここで一度向きを変えるので、ここからは夢をさらに大きくするより、「その理想は本当に自分が望んでいるものなのかな」と確かめたくなる時間に入っていきます。
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牡羊座は、自分の意思で最初の一歩を選ぶことと縁の深い星座です。
だから今年に入ってから、まだ準備が足りなくても何かを始めた人や、以前とは違う自分になろうとしてきた人もいるかもしれません。
でも半年ほど経つと、最初の熱だけでは見えなかった部分も出てきますよね。思っていた仕事と少し違った。憧れていた生活なのに、実際に始めると疲れる。なりたかった自分へ近づいたはずなのに、なぜか満たされない。そんな違和感が出てきても不思議ではありません。
海王星の逆行では、夢が消えるというより、夢にかかっていたフィルターが少し薄くなるような感覚があります。
誰かの生き方を見て「私もこうなりたい」と思っていたけれど、よく考えると欲しかったのはその人の生活ではなく、自由に見える部分だけだった。そんなことに気づく場合もあるんですよね。
人間関係でも同じです。相手そのものではなく、「こういう人であってほしい」という期待を見ていなかったか。逆に、自分も誰かの期待に合わせて理想の姿を演じていなかったか。その境目が気になってくる人もいそうです。
だから、この期間に迷いが増えても、すぐに悪い流れだと決めなくていいと思います。迷うことで、以前は気づかなかった本音が見えてくることがあります。
特に今年は、海王星が約165年ぶりとなる牡羊座の長い時代へ本格的に入った最初の年です。ここで一度振り返る意味は小さくないんですよね。
新しい自分になろうとして無理をしていないか。始めたことは本当に自分の望みとつながっているか。誰かの理想を自分の夢だと思っていないか。
答えを急ぐ必要はありません。12月までの数か月をかけて、夢を捨てるのではなく、自分の現実に合う形へ近づけていく。今回の海王星逆行は、理想をより自分らしいものへ変えていくための長い見直し期間になりそうです。

