5月17日、牡牛座で新月となります。今回の新月で意識したいのは、「もっと手に入れたい」という気持ちよりも、自分の人生に本当に残したいものは何か、という部分です。情報も物も選択肢も多い今は、持っているものが増えても、なぜか安心できないことがありますよね。そんな時だからこそ、数を増やすより、自分を支えてくれるものを選び直す。牡牛座らしい現実感が強く表れやすい新月になりそうです。
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牡牛座は、お金や所有、身体、食、美しさ、五感など、実際に触れたり感じたりできるものと縁の深い星座です。
だから今回、「価値があるもの」と聞いて、高価な物ばかりを考えなくてもいいんですよね。毎日安心して眠れる環境。長く続けられる仕事。信頼できる人。身につけた技術。自分の身体を守る習慣。そういうものも、人生の中ではかなり大きな財産です。
何かを買いたくなった時も、「今欲しいから」だけではなく、「半年後や数年後もこれを大切にしているかな」と考えてみると、自分の価値観が見えやすくなると思います。
人間関係でも同じです。たくさんの人とつながっていることより、困った時に話せる相手がいること。頻繁に連絡を取らなくても、会えば安心できる関係が残っていること。そうしたものの価値を改めて感じる人もいそうです。
仕事についても、一度の大きな成果より、あとから自分に残る経験や技術へ意識が向きやすくなります。今すぐ結果にならなくても、半年後、一年後の自分を助けてくれるものなら、そこへ時間をかける意味はあります。
そして今回は、新月の二日後となる5月19日に火星も牡牛座へ入ります。新月で「これを大切にしたい」と気づいたあと、その気持ちを現実の積み重ねへつなげていく流れなんですよね。
急いで大きな結果を出す必要はありません。むしろ、毎日少しずつ続けられる形のほうが、この時期には合っています。
この牡牛座新月では、これから何を増やすかより、「これだけは失いたくない」と思えるものを考えてみる。そこに、自分が今後守り育てていきたい価値が隠れているのかもしれません。
そして同じ5月17日の夜には、水星が牡牛座から双子座へ入ります。朝の新月では、自分にとって何が大切なのか、これから何を育てていきたいのかをじっくり考える流れが強まりますが、夜になると少し空気が変わってきます。
水星は言葉や情報、思考、人とのコミュニケーションに関わる天体です。その水星が自らの支配星座である双子座へ入ることで、考え方や会話には少し軽さが戻ってきます。
朝に「これは大切にしたい」と感じたものがあるなら、夜からはそれについて調べてみる。誰かに話してみる。別の方法がないか探してみる。そんなふうに、自分の中で見つけた価値を外の世界へつなげていく流れが始まるんですよね。
牡牛座新月が「何を残したいか」を確かめる時間だとすれば、その夜の水星双子座入りは「それをどう広げていくか」を考え始める切り替わりです。一日の中で、内側へ向いていた意識が少しずつ外へ開いていく。5月17日は、そんな二段階の変化を感じやすい日になりそうです。


