5月7日、水瓶座を進む冥王星が逆行へ入ります。期間は10月16日まで。約5か月にわたる長い逆行です。冥王星は占星術では、破壊と再生、根本的な変容、権力や社会の深い部分と関わる天体です。しかも現在いるのは水瓶座。個人の自由、横のつながり、テクノロジー、組織や社会の新しい形などと結びつく場所なんですよね。その冥王星がここで向きを変えるため、2026年の中でも見逃しにくい大きな転換点のひとつになります。ここ数年で変わり始めたことを、そのまま先へ進めるのではなく、「本当にこの方向でいいのか」と根本から問い直す時間に入っていく感じです。
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冥王星は非常に遠い天体なので、毎日の気分が急に変わるような影響として感じるとは限りません。むしろ、数か月、数年という長い時間の中で、気づけば以前と同じ場所には戻れなくなっている。そんな変化と縁があります。
だから今回の逆行も、明日から突然何かが壊れるという話ではないんです。ただ、ここまで進めてきたことの中に無理があれば、その部分が少しずつ目につきやすくなります。
仕事の方法を変えた。新しい環境へ入った。独立や副業を始めた。人との付き合い方を変えた。SNSやオンラインで新しいつながりが増えた。ここ数年でそんな変化があった人ほど、「この形をこの先も続けたいのかな」と考える場面が出てくるかもしれません。
一度選んだ道だから最後まで続けなければいけないわけではないんですよね。逆に、少しうまくいかないから全部やめる必要もありません。
ここで問われやすいのは、方法よりも、その奥にある理由です。
なぜこの仕事を選んだのか。なぜこの人たちと一緒にいるのか。なぜこの場所から離れたいのか。自分で決めたつもりだったことの中に、周囲の期待や古い価値観が混ざっていなかったか。そんなところまで掘り下げる時間になりそうです。
水瓶座は、集団の中にいながら個人であることとも関わります。会社、学校、コミュニティ、SNS。どこかに所属していても、自分まで同じ考えにならなければいけないわけではありません。この逆行期間には、「みんながそうしているから」という理由だけで続けてきたものに違和感が出る場合もあります。
そして、今回の冥王星逆行が印象的なのは、3月21日から続いていた主要10天体すべての順行期間がここで終わることです。春分以降、前へ進む感覚が強かった流れに、初めて大きな見直しの時間が入ります。
だから、ここから少しペースが落ちたように感じても、それを後退と決めつけなくていいと思うんです。むしろ一度立ち止まらなければ見えなかった問題を見つける期間に入った、と考えるほうが近いです。
2026年の春に始めたことも、ここで一度試されるかもしれません。本当に残るものなら、修正しながら続いていきます。違うと思えば、方向を変えることもできます。
冥王星の逆行は軽い切り替わりではありません。表面を少し直して終わるというより、自分や社会の「当たり前」そのものを問い直していく時間です。
この先10月までの約5か月。何を変えるかより先に、何をもう以前と同じにはできないと感じているのか。そこを見逃さないことが、この大きな転換期を読み解く鍵になりそうです。
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