3月21日、水星が逆行を終えて順行へ戻ります。2月26日から約3週間続いていた今回の水星逆行も、ここでひと区切りです。連絡がうまく噛み合わなかったり、言いたいことが思うように伝わらなかったり、予定を何度も確認することになったり。そんな小さな引っかかりが重なっていた人にとっては、少しずつ先が見えやすくなる時期に入っていきます。ただ、21日になった瞬間に何もかも一気に解決するというより、絡まっていた糸が少しずつほどけていくような感覚に近いと思うんです。
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水星は、言葉や情報、連絡、学び、移動、考えることなどと関わる天体です。逆行期間には、普段ならそのまま通り過ぎるところで立ち止まる場面が増えやすくなります。返信しようと思って忘れていた。昔の知り合いから連絡が来た。以前考えていた企画をもう一度見たくなった。そんなことがあった人もいるかもしれません。
でも、それを単純な停滞として見る必要はないんですよね。思うように進まなかったからこそ、見落としていたことに気づく場合もあります。人との会話なら、最初はすれ違ったことで、本当は何を伝えたかったのかが見えてくることもあります。
今回の水星は魚座で逆行し、そのまま魚座で順行へ戻ります。魚座は、言葉だけでは説明しきれない気持ちや感覚とも縁の深い星座です。だからこの期間、理屈では納得しているのに気持ちが追いつかなかったり、逆に理由は説明できないのに何かが引っかかったりした人もいると思います。
順行へ戻ってからは、そうした曖昧だった感覚にも少しずつ言葉が見つかりやすくなります。「あの時、本当は嫌だったのかもしれない」と気づいたり、「やっぱりこれは続けたい」と思えたり。答えそのものより、自分の気持ちを以前より理解できるようになる感じですね。
昔の連絡先や過去の企画、途中で止まっていた話がもう一度浮かんできたなら、それも気に留めておきたいところです。必ず再開する必要はありません。ただ、今の自分から見ると以前とは違った意味を感じることがあります。
水星は4月15日まで魚座を進みます。ここからは急いで遅れを取り戻すより、逆行中に気づいたことをひとつずつ確かめていく期間です。返せていなかった連絡を返す。保留にしていた話をもう一度考える。伝え直したいことがあれば言葉にしてみる。そうした小さな積み重ねから、人との会話や自分の考えが少しずつ噛み合っていくのだと思います。
また10天体すべての主要天体が順行する、前進パワーが強い期間に入ります。水星が順行へ戻ることで逆行中の天体がなくなり、5月6日に冥王星が逆行を始めるまで、この状態が続きます。何かが急にうまくいくというより、これまで引っかかっていたことを先へ進めやすくなる感じなんですよね。春分を迎えた直後でもあるので、新しいことを始めたい人、止まっていた計画を再開したい人にとっては、自分なりの一歩を選びやすい期間になりそうです。

