2026年3月3日ひな祭りの皆既月食(ブラッドムーン)

2026年3月3日ひな祭りの皆既月食(ブラッドムーン)

お世話になっております。
ホシロジー編集部の篠宮です。

3月3日、ひな祭りの日に皆既月食が重なります。満月が地球の影にすっぽり入る夜です。しかも乙女座で起こる。こういう重なりって、どこか意味を感じてしまいますよね。お祝いの日に、赤く染まる月が浮かぶ。少し不思議な組み合わせです。

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乙女座の満月というのは、派手な高揚というより、「もう無理かもしれない」と感じていたことを見直す時間になりやすいんです。頑張り続けてきた役割とか、なんとなく続けていた習慣とか。気づけば自分を圧迫していたものが、浮かび上がりやすい。誰かに言われるのではなく、自分の中から「あ、これは終わりでいい」と思えてくる感じです。

月食は、普通の満月よりも影が濃くなります。隠れていた感情が表に出やすい。見ないようにしていた疲れや、本音が浮き出てくることもあります。でもそれは、壊すためというより、軽くするためなんですよね。影がかかるからこそ、本当に大事なものが分かることもあります。

乙女座は日常と深く関わります。食事、睡眠、仕事の進め方。細かい部分です。だから今回の月食は、壮大な夢というより、毎日の過ごし方に目が向きやすいです。体の声を無視していなかったか。無理なペースで走っていなかったか。そこに問いが差し込まれる感じです。

赤く染まる月、いわゆるブラッドムーンは、昔から再生の象徴とされてきました。終わりと始まりが同時にある色です。怖いというより、深い色なんです。自分の殻が少し剥がれる瞬間、と言ってもいいかもしれません。

3月3日という数字も印象的です。3は創造や発展の数です。それが重なる日。何かを増やすというより、自分の中のバラバラだった部分がひとつにまとまる感じです。理想と現実、頑張りと休息。どちらかを選ぶのではなく、両方を抱える形に近いです。

この日は、無理に外に出なくていいです。一人で過ごす時間を少しだけ確保してみる。部屋を軽く片づけるとか、使っていないものを手放すとか。それだけでも十分です。大きな決断より、小さな見直しのほうが響きやすい夜です。

月食は強い、とよく言われます。でも強さというのは、怖さではなく、濃さなんですよね。自分に向き合う濃さです。今の自分にとって本当に必要なものは何か。それを静かに確かめる時間です。

ひな祭りの夜に赤い月を見る。もし空を見上げられるなら、それだけでいいんです。見られなくても、同じ影は通ります。何かを卒業するというより、今の自分に合う形に少しだけ寄せていく。そのきっかけになる夜だと思います。

篠宮なぎさ
篠宮なぎさ

幼い頃から、物事の流れやわずかな変化を読み取ることに惹かれ、人や出来事の「芯」のようなものを探す癖がありました。 AIが一般化するより前から、数字やパターンを扱うことが自然と日常にあり、その延長として占いの構造そのものに強い関心を持つようになりました。 占いを「言葉」ではなく「仕組み」として捉え直し、個人差をより丁寧に読み解く方法を模索し続けています。

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